【栄養学】「1日分の野菜が取れる」ジュースで1日分の栄養は取れない?

2020年11月17日 16:00

[米国株ETFまとめ速報]

抜粋

1: NAMAPO ★ 2020/11/15(日) 21:46:43.29 ID:9/3kX/Jf9
★安心は禁物?「1日分の野菜が取れる」ジュースで1日分の栄養は取れない?

よく、「1日に野菜を350グラム取りましょう」という言葉を聞きます。毎日の家庭での食事で取ることが
できれば理想的ですが、仕事などが忙しく、外食に頼りがちな場合、パック入りの野菜ジュースにお世話
になる人も多いのではないでしょうか。「1日分の野菜が取れる」とうたうジュースもあり、「これさえ
飲んでおけば、1日分の栄養は取れたから大丈夫」と思っている人もいることでしょう。

しかし、「1日分の野菜が取れる」ジュースを飲んでも、1日分の栄養素を取れるわけではないそうです。
本当でしょうか。料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きました。

Q.「1日分の野菜が取れる」とうたうジュースで、1日分の栄養素を取れるわけではないのは本当でしょうか。

関口さん「本当です。野菜を1日350グラム取るというのは、厚生労働省が推奨する目標摂取量のことです。
内訳は、ニンジンやホウレンソウなどの緑黄色野菜が120グラム、タマネギやダイコンなどの淡色野菜が230
グラムです。しかし、これらの量の野菜を食べた場合に期待できる栄養素の量は、パック入りの野菜ジュース
には含まれてはいません」

関口さん「表記はあくまで、『350グラム相当の野菜を使っています』という意味なので、うそや誤りでは
ありません。しかし、野菜の栄養素には、加工することで失われるものと、加工によって効率よく取れる
ものとがあります。そのため、パック入りの野菜ジュースは野菜の加工品であることを前提に、補助的に
活用するという考え方が正解です」

関口さん「ジュースにすることで、最も失われるのは食物繊維です。さらに、ジュースにする過程の加熱
処理によって、熱に弱いビタミンCやビタミンB群、酵素などの栄養素が失われます。

また、市販のジュースの多くは原料の野菜をそのまま絞って製造しているわけではありません。『濃縮還元』
といって、原料となる野菜からジュースを絞り、それを濃縮したものに水分を再び加えて、元の濃度に戻した
ものを使用するのが一般的です。海外から輸入する原料などは濃縮した状態で輸入され、国内の工場で調整
されます。一連の加工過程で栄養素が失われてしまうのです」

Q.一方で、加工により効率よく取れる栄養素とは、どのようなものですか。

関口さん「熱を加えると失われる栄養素とは逆に、熱を加えて濃縮されることで、効率よく取れる栄養素も
あります。緑黄色野菜に多いベータカロテンやトマトのリコピンは熱による損失がないため、フレッシュな
野菜から取るより多く含まれ、また、ジュースになることで吸収率が高まり、効率よく取ることができる栄養素です」

関口さん「商品によっても違いますが、ベータカロテンはほぼ1日分の摂取量に近いです。カリウムも1食分は
カバーできる含有量です。その他、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどミネラルも含まれますが、野菜を食事として
取る量とそれほど変わらないようです。一方で、先述の通り、食物繊維や熱に弱いビタミンB群、ビタミンC、
『フィトケミカル』といわれる生理活性物質の一部、酵素といった栄養素は野菜そのものから取るよりも少なくなっています」

関口さん「野菜ジュースを毎日、継続的に取ることは健康習慣としてはよいと思います。ただし、ジュースは
補助的なものです。先述の通り、ジュースに不足している栄養素は別の形で取る必要があります。

『野菜を食べる機会が少ない』と感じている人は食後にミカン1つ程度の果物を取ったり、未精製の穀物、豆、海藻
キノコなどの食べ物を積極的に取り入れたりしましょう。また、食物繊維が含まれる『難消化性デキストリン』などの
補助食を飲み物に加えて取ることも得策です」

(一部抜粋)
https://news.livedoor.com/article/detail/19155726/

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